2025年03月07日

How does it feel ?

ずっと楽しみにしていた映画『名もなき者ーA COMPLETE UNKNOWN』、想像以上に素晴らしかった。ティモシー・シャラメのディランはもちろん、ジョーン・バエズもピート・シーガーも、ジョニー・キャッシュもみんな素敵だった。もちろん、シルヴィも。思春期からいろんな本を読み漁って全部知ってる話なのに、それが忠実に映像化され、大きなスクリーンと大きな音で観て何度も拍手しそうになったり、佇まいの美しさにうっとりしてしまったり。もう何回か観たい。キラキラしていた。

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2024年07月26日

山田稔明 インスタライブ「virtual instanity」

昨晩急遽配信したインスタライブ。これまでやってきた「水曜日のインスタライブ」から改めて、不定期に気まぐれに思いつきでやっていくインスタライブのことを「virtual instanity=バーチャル・インスタにティ」と名付けました。実際に会うこと、生のライブには敵わないバーチャルなコミュニケーションだけど、やっぱりたまにはインスタライブもいいよね、という企画です。

名阪ツアー前の宣伝の意味も込めて、先日24日にリリースから21年目の誕生日を迎えた『omni』、その制作当時の山田自宅デモが発掘されたのでそれをみんなで聴いてみようと思いました。あの頃僕は29歳で、とにかく必死だった。そんな必死な姿に再会していろんな刺激を受けています。「シャーとニャーのはざまで」を一節、そして「愛すべき日々」を歌いました。アーカイブをYoutubeに公開しましたのでお楽しみください。夜遅くに突然のお知らせにもかかわらずたくさんのご視聴ありがとうございました。



2024年7月27日(土)名古屋 KDハポン
GOMES THE HITMAN 25th anniversary
“25年目の週末” NAGOYA

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
18:30開場 19:00開演/前売4500円 当日5000円(D別)
*チケットはLivepocketにて発売中
https://t.livepocket.jp/e/gth25nagoya

*当日精算の前売取り置き予約受付を開始しました
https://tiget.net/events/336485

K.D.ハポン(https://kdjapon.jimdofree.com/
〒460-0012名古屋市中区千代田5丁目12-7



2024年7月28日(日)大阪 雲州堂
GOMES THE HITMAN 25th anniversary
“25年目の週末” OSAKA

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
17:30開場 18:00開演/前売4500円 当日5000円(D別)

*チケットはLivepocketにて発売中
https://t.livepocket.jp/e/gth25osaka

*当日精算の前売取り置き予約受付を開始しました
https://tiget.net/events/336486

event space 雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2  
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2024年05月20日

音楽ドキュメンタリーの愉しみ

思うところあって朝から映画「ジョン・レノン 失われた週末」をもう一度観た。また違った面白さもあってロスト・ウィークエンドの季節のきらめきのようなものを感じるあっという間の90分だった。朝9時からの上映で終わってもまだ10時半。天気もよく、吉祥寺の街もどことなくすっきりしていて新しい朝の楽しみ方かもしれない。朝早く起きるようになって昼の時間がとても長く、夜の終わりがものすごく早い。

午後、もう一本映画を観ようと渋谷まで出かけた。「シド・バレット 独りぼっちの狂気」、これも公開が待ち遠しかった音楽ドキュメンタリー。僕はピンク・フロイドが大好きなのだけど、それはもうシドのいないフロイドの音楽だった。『原子心母』『狂気』『炎〜あなたがここにいてほしい』、一番好きなのは『鬱』。邦題だけ見たらちょっとどうかしてるバンドですよね、知らない人にとっては。歴史としてのシド・バレットを教科書を紐解くように聴いて、それはそれでサイケデリックな辺境音楽として楽しんだものだ。心が壊れていく過程を当事者たちが語るこの映画は悲しい物語ではあったけれど、それぞれの心に棲むシドの姿が浮き彫りにされるようで意義のある作品だと感じた。

音楽ってそれだけで素晴らしい芸術だけど、その周辺の背景を知るともっとぐっと響いてくる。音楽ドキュメンタリーの愉しみ、次はPAVEMENTの元ドラマーの反省を描いた『LOUDER THAN YOU THINK ギャリー・ヤングとペイヴメントの物語』を待つ。

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2024年05月11日

失われてなかった週末

ずっと待ち遠しかった映画「ジョン・レノン 失われた週末 THE LOST WEEKEND」を公開初日に観た。ロスト・ウィークエンド、失われた週末は、そもそも“失われ”てなんかいなかったのだ。定説ではジョンが正気を失っていたと時期とされる1973年から75年、しかし何故その時期に『マインド・ゲーム』『心の壁、愛の橋』『ロックン・ロール』という傑作が次々と生まれたのかという謎解き。メイ・パンの視点から見た“真実”。ジュリアンとジョン、ポールとジョン、楽しそうなジョンを見るのはいつだって嬉しい。

もしジョンが生き続けていたならどんな別の未来があっただろうかと想像して、ずっと考え込んでいる。

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2024年04月25日

水曜日のインスタライブ、3年3ヶ月かけて完結しました

コロナ禍中の2021年1月からスタートした、山田稔明全詩集196曲を最初から最後まで全部歌うという気が遠くなるような企画。3年3ヶ月かけて昨晩ついに完結。フィナーレは「セラヴィとレリビー」でした。ライブ活動がままならないなか、自分にとっての感情の静かなはけ口だったと思う、インスタライブは。長いことお付き合いいただきありがとうございました。終わっちゃうとセンチメンタルな気持ちになるかなと思って、週末にアンコールライブをやることにしましたのでそこまでご参加いただけたら。詩集のなかからアンコールするなら何?というのをインスタのストーリーズで募集していますのでぜひ投票ください。

ずっと楽しかった。皆さんのサポートに心から感謝。チミちゃんにも。アーカイブをYouTubeチャンネルに公開しました。おつかれさま!

  
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2024年04月18日

水曜日のインスタライブ、ラストスパート

2021年1月からスタートした山田稔明全詩集全制覇企画もラストスパート。先週に続いて今週も、そして来週ゴールテープを切る予定です。まだ音源になっていない、2017年にインドネシアのバリ島を旅して書いた「ただの旅人」と、愛猫ポチ実と明け方のキッチンでばったり鉢合わせたことがきっかけで書いた小さな歌「明け方のミー」を歌いました。「明け方のミー」は久しぶりに歌ったな。次にいつ歌うことがあるのか、とても個人的でレアな歌だと思います。

また来週、フィナーレでお会いしましょう。アーカイブをYoutubeチャンネルに公開しました。

  
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2024年04月10日

2ヶ月ぶりの「水曜日のインスタライブ」

コロナ禍中の2021年1月から始まった山田稔明全詩集全制覇企画(2020年に出した詩集全195曲を掲載順に全部歌っていく企画)「水曜日のインスタライブ」。毎週水曜日にやっていたのが去年からは不定期になって、今年は1月24日以来2ヶ月少しぶりのインスタライブ配信をしました。4月は1日のスターパインズカフェ公演以外にライブがないので、配信強化月間としてこの企画のラストスパート、そしてゴールを目指したいと思います。アーカイブはYoutubeチャンネルに公開していきますが、ぜひリアルタイムで楽しんでいただけたら嬉しいです。

冒頭でチミちゃん登場、全詩集全制覇企画は残り少なくなって「lucky star」「吉祥寺ラプソディ」の2曲を歌いました。今週末には2週連続のツイキャス配信、来週の水曜日もインスタライブを予定しています。Youtubeチャンネルにアーカイブを公開、ぜひご覧ください。


  
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2024年04月03日

21年前のアルバム『omni』レコーディングドキュメンタリー映像を公開しました

少し前に、埃をかぶったたくさんの古いハードディスクを処分しようと思って中身を確認していました。いくつかはもう立ち上がらないし、データも画素数の小さな写真とか、もう互換性のないファイルとかがあふれるなかに、21年前の映像素材が見つかったのです。みんな長袖を着ているから2003年の2月とかかな、その年の7月にリリースになる『omni』を作っているスタジオでの動画。当時のレコード会社のディレクターが撮影したもので、つなぎ合わせるともう巻き戻すことのできないようなドキュメンタリームービーになりました。

GOMES THE HITMANにとって2度目のメジャーレーベルでのアルバム制作。大きなスタジオを自由に使わせてもらうスタイルでのレコーディングはこれが最後だったと思います。僕は29歳で、今よりもっと痩せていて、帽子を深く被って神経質そうに見えます。堀越は金髪、須藤は長髪、けっちゃんが一番変わってなくて、当時五人目のメンバーだったPLECTRUMアッキーにはムードメーカーの役割を担ってもらっていた。『omni』というアルバムは『mono』と『ripple』に挟まれた、いろんなサウンドを詰め込みすぎたアルバムだという反省があるのだけど、この映像を観ているとみんないきいきしていて、デビューから25年という旅路のなかで通るべき道だったのだなと思います。不思議とこの映像を観たあとで聴く『omni』は音像がぐっとリアルに迫ってくる。ぜひお試しください。

7月のツアーでもこの作品から演奏すると思いますので。

  
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2024年01月24日

今年最初の「水曜日のインスタライブ」

今年最初の「水曜日のインスタライブ」を配信しましたが、原因不明の音声不具合でご視聴が難しかった方がいらっしゃったようです。声が低く聞こえるという、逆になんだか面白い現象でしたが、アーカイブ録画は大丈夫だったので編集してYoutubeチャンネルに公開しました。レアな物真似が飛び出したり、アクシデントのおかげで面白いインスタライブになりました。全詩集全曲制覇企画は今回「きれいな言葉で」「notebook song」を歌って残り5曲となりました。春までには完走するでしょうか。

Youtubeチャンネルへのお気に入り登録等もよろしくお願いします。

  
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2023年12月07日

水曜日のインスタライブ、7時のニュース

久しぶりに水曜日の夜に「水曜日のインスタライブ」配信しました。回線危うかったけどなんとか無事に。『Christmas Songs vol.2 - carols and new interpretations』の発売日ということで、質問の多かった「7 o'clock news / silent night」の“ニュース”の部分だけ抜き出して紹介しました。全詩集全制覇企画は進んで「こんな夜は」でした。『Tosh & Chimmy』というCDR作品に収録。来年の名古屋と大阪でのライブのこともお話しました。アーカイブ公開しましたのでぜひご覧ください。

  
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2023年11月03日

最新「水曜日のインスタライブ」アーカイブ

2週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」でした。全詩集全制覇企画は前回で『memori』を完走・完奏、いよいよ残り少なくなって今回から未発表楽曲に。2000年代によくセットリストにあがった「最後の晩餐」、そして最近のソロでも頻繁に演奏されるようになった「長距離ランナー」の2曲を歌いました。コミュニケーションとしてのインスタライブは全詩集歌い終えても、臨機応援に続けていきたいですね。たくさんのご視聴とコメントに感謝。

最新アーカイブをご覧ください。

  
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2023年07月12日

水曜日のインスタライブ(2023.07.12)

7月1日のGOMES THE HITMANワンマンまでずっと毎週末ライブが続いていたので、この2週間ほど落ち着いた日々。余裕ができたので3週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」を。2021年1月からずっと続けているのだけど、全詩集全制覇企画はまだ終わらない。それでも2019年『memori』まで辿り着いてゴールが見えてきました。「ホウセンカ」と「night and day」を演奏。「ホウセンカ」は2006年にバンドの次作を見据えて書いて、「night and day」は2007年にバンドのことを何にも考えずに書いた。対象的な2曲で面白かった。

最新アーカイブを公開しました。ご覧ください。

  
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2023年07月11日

映画「ドキュメント サニーデイ・サービス」を観た

先週のこと。映画「ドキュメント サニーデイ・サービス」を観た。公開初日、最初の回を観にいくくらい楽しみにしていた映画。僕がサニーデイ・サービスを初めて聴いたのは大学4年の時だったと思う。映像制作会社への就職が決まって卒業までの宙ぶらりんの時期に『東京』というアルバムがリリースされた。何も知らないまま社会に漂い出てしんどい季節にそのアルバムをいっぱい聴いたから、いまだに『東京』を聴くと胸が少し苦しくなる。

この映画は2020年からのコロナ禍3年間と、サニーデイ・サービス結成の1992年からの30年を走馬灯のように映し出す。この3年間もあっという間だったのか長い長い時間だったのかわからないが、30年というのも同じだ。3年も30年も壮絶。僕自身もバンドを30年前に結成したからいろんなことを振り返るが、憶えていることも忘れたことも、続いていることも終わってしまったことも含めて全部が“今”に続く過程であり、なくてはならなかったものなのだ、と感じる。

映画終盤、瀬戸内の青い空と海と大橋を背した島フェスでの演奏がすごかった。ひと夏の出来事を歌う大好きな曲だ。コロナ禍にブルーバックを背景に配信するのと真逆のリアリティ。エンドロールが終わったら、すぐにバンドがやりたくなった。ライブがやりたいと思った。多分みんなそう思うんじゃないかな。もう1回観にいきたい。


追記:個人的には大学時代からの歴史を知る新井さんの語るサニーデイ・サービスが興味深かった。サニーデイは1992年結成で、僕はその年に九州から大学進学のために上京した。立教大学は池袋で僕の大学も巣鴨だったので飲んだり遊んだりする場所は池袋だったし、福しんのラーメン定食とか食べてたかなあとか、多分曽我部さんたちと同じレコードショップでレコードを買っていたんだろうと考えると少しずつすれ違う毎日暮らしを思わずにいられない。あと、昨年広島で出演させていただいた清水浩司さんとカミガキヒロフミさんのラジオ「ホントーボーイズの文化系クリエーター会議」(これ本当にたのしいおしゃべりができたラジオだった)に曽我部さんが出演されたときの発言がいくつもフィーチャーされていたのも「あ!」ってなりました。


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2023年06月21日

ポチ実9歳の誕生日|3週ぶりの「水曜日のインスタライブ」

6月21日は愛猫ポチ実の9歳の誕生日。夏至、太陽みたいなチミちゃんに相応しい梅雨の晴れ間でした。6月はポチの命日があったり、記念日がいっぱい。もっと言うならバンド結成30周年だし、『新しい青の時代』から10年だし、長く生きてるといっぱいカレンダーに旗が立って楽しい。3週ぶりの「水曜日のインスタライブ」で久しぶりにチミちゃん登場(イヤイヤだったけど)。GOMES THE HITMAN『memori』から「houston」を歌いました。

たくさんのお祝いの言葉ありがとうございました。



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2023年06月01日

水曜日のインスタライブ、小さなハートブレイク

昨晩、一ヶ月ぶりの「水曜日のインスタライブ」はGOMES THE HITMAN最新オリジナルアルバム『memori』(2019年発表)から「小さなハートブレイク」と「memoria」を歌いました。奇しくも「ハートブレイク」は父、「memoria」は母がきっかけでできた歌、ということを思い出す夜。気持ちを込めて歌えました。最新アーカイブ、ぜひご覧ください。全詩集全制覇企画も残り少なくなってきました。



  
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2023年04月26日

長い年月と夢の終わり

全詩集全制覇の「水曜日のインスタライブ」、GOMES THE HITMAN2019年最新オリジナルアルバム『memori』から「夢の終わりまで」を歌いました。“最新オリジナルアルバム” なのに2004年に書かれた曲。この曲を外部プロデューサーに託そうとしたり(本編には収録せず)試行錯誤し続けて、結局14年前最初に作ったデモに近い形でシンプルにレコーディングされたことが印象深い。何周か回って原点回帰という感じか。「普通」「面白くない」「目新しくない」のが悪いことじゃないって今ならわかる。


  
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2023年04月05日

魔法があれば、いまさら君を

恒例の「水曜日のインスタライブ」、2021年1月から山田稔明全詩集『HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?』を最初のページからずっと歌うという企画を水曜日の夜に不定期にやってきて、今はGOMES THE HITMAN最新オリジナルアルバム『memori』に突入、残りも少なくなってきた。もったいぶって一度に1曲ずつにしていこうと思います。「魔法があれば」を歌うにあたって、共同プロデューサーPLECTRUM高田タイスケくんに電話で出演してもらった。ひとりで淡々とやるインスタライブもいいけど楽しくおしゃべりするのもいいね。

「いまさら君を好きだなんて言えないよ」という歌詞がするっと書けたとき、自分でもやたらとハッとして爽快感があって、それに見合うキラキラしたアレンジにしたいと思った。それを叶えてくれたのがタイちゃんでした。

  
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2023年03月23日

水曜日のインスタライブ最新アーカイブ

コロナ禍以降ずっと続けてきた「水曜日のインスタライブ」はiPhoneを使わずにカメラ2台を切り替えながらOBSという映像用のアプリケーションを使って配信してきたんですが数週間ぶりにインスタライブをやってみようと思ったらいろいろうまくいかない。OSアップデートとかインスタグラムやOBSやその他いろいろの仕様変化などでこれまでもいろんなことが便利になったりうまくいかななくなったりというのが常だったので、いよいよダメかと思ったけどなんとかうまく配信できた。という、そんなことは観ている人には全然関係ないことで、今回から全詩集全制覇企画はGOMES THE HITMAN最新オリジナルアルバム『memori』に突入したのでなんとか完走したいものです。初めて話すエピソードも含めて「baby driver」「毎日のポートフォリオ」を歌いました。

『memori』の副読本的な未流通CD『山田稔明 memori - LIVE RECORDING』。『memori』再評価月間としてこちらのCD未聴の方はぜひお聴きいただきたいです。サイン描いて送りますので。

  
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2023年03月08日

一ヶ月ぶりの「水曜日のインスタライブ」でした

一ヶ月ぶりの「水曜日のインスタライブ」でした。ちよだ猫まつり、故郷でのイベント、札幌2DAYSと濃密な日々だったことに気付かされます。全詩集全制覇企画は「スプリングフェア」「山で暮せば」「あくび」を歌ってついに2018年GOMES THE HITMAN『SONG LIMBO』を完走・完奏しました。次回からはGOMES THE HITMAN2019年の最新オリジナル作『memori』、コロナ禍の2021年1月から続けてきましたがいよいよゴールが見えてきた?インスタライブ中にも話していますが、春の新グッズの受注受付が3月9日(木)いっぱいとなっています。こちらからお急ぎください。

  
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2023年02月09日

ハッピーな “大事なお知らせ”

GOMES THE HITMAN30周年の重大発表の夜となった「水曜日のインスタライブ」、“大事なお知らせ” っていつからネガティブな雰囲気をまとうようになったのでしょうかね。とにかく1月ずっといろいろ調整してきたことを発表できてホッとしました。全詩集全制覇企画は季節外れの「churchbells ringing」とバンド黎明期から歌ってきた「北の国から」。次回で『SONG LIMBO』を完走・完奏する予定です。

最新回アーカイブ、お楽しみください。

  
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2023年02月02日

愛すべき繰り返し

1月はライブが一本だったし、2月も限られたライブしかないのでコロナ禍からずっと続けているインスタライブというメディアはまだまだ有効だなと感じます。自分にとっても、皆さんにとっても。3週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」でした。山田稔明全詩集を最初から最後まで全部歌って制覇しようと自宅から配信する企画、コロナ禍中の2021年1月に始まって3年目。ひたすら続ける。終わるまでちゃんと完遂する。今回は2018年『SONG LIMBO』から「黄昏・夕暮れ・夜明け」「恋の見切り発車」「桃色の雲」を歌いました。

次回で『SONG LIMBO』完走/完奏、いよいよ『memori』へ。

  
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2023年01月12日

2023年「水曜日のインスタライブ」初め

コロナ禍の余りある時間の使い方対策として2021年から始めた「水曜日のインスタライブー全詩集全制覇企画」。山田稔明詩集『HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?』に掲載された約200曲を時系列で順番に歌っていくインスタライブが3年目に突入した。2018年発表『SONG LIMBO』から再開、「世紀末のコロンブス」「晴れ男と雨女」、そして新春最初なので特別にできたばっかりの「くりさぶろう絵描き歌」を歌いました。

過去の自分が綴った言葉に風を通すみたいな感覚、これはコロナ禍が収まっても最後まで完遂したいですね。

  
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2023年01月09日

お正月気分劇場

ずっと天気がいいし、まだまだお正月気分を引きずっていたくて映画館へ。吉祥寺はオデオン、アップリンク、吉祥寺プラザと3つシアターがあってルーレットみたいに見る映画を選べて良い。『MEN 同じ顔の男たち』はなかなかに壮絶な映画であった。A24的な物語展開に惹き込まれていって、後半はもう、「これは、、オレは何を観せられているのか…」という感じ。もうたいていのところで上映が終わっているのであえてお薦めはしませんが、これを観た人と語り合いたいと思うような類の“ トラウマ映画 ”かもしれない、これは。

今年は去年よりたくさん映画を観る、というのを年頭の抱負のひとつにしたいと思います。

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2023年01月03日

猫の見え方を変えた画家|映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』

お正月といえば映画である。毎年新年2日か3日に新年の街を眺めて歩いて映画館へ出かけるのが常だったのが、去年はビートルズ『GET BACK』を観るのが忙しく、そして一昨年はコロナ禍ということもあり自粛、2020年の映画『YESTERDAY』ぶり、多分3年ぶりのお正月劇場鑑賞。観たのは昨年中から気になっていた『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』。19世紀末から20世紀の英国で、擬人化した猫のイラストで人気を博した画家の哀しく美しい半生を綴る映画だ。

原題「The Electric Life of LOUIS WAIN」、この“Electric”という単語が気になった。ルイス・ウェインは精神を病み、画風もメンタルの具合に伴い変容していったわけだが、可愛い顔をした猫がサイケデリックに歪み、閃輝暗点したみたいにギザギザになっていくときに本人の目には何がどう映っていたのだろうか。この波乱万丈なイラストレーターにほんの少しの時間でも愛妻と愛猫との穏やかな時間があったことに救われる。そして現在のように猫を飼うこと/猫と暮らすことが一般的ではなかった時代に彼の描くイラストによって「猫とはかくも面白く可愛く愛すべき生き物である」という機運が高まり、それが猫の幸せに繋がったと考えるなら、彼がこの世界に残した功績はとても大きい。

H.G.ウェルズ役がニック・ケイブだった!

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2022年12月12日

On-line Sunday

先日の日曜日、お昼から「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」を観た。楽しみにしていた、というよりもついにこの日になった、という感覚。ロウソクの灯のように静かに揺れていて、とても美しく哀しく重い演奏だった。途中からピアノ1台で演奏されているということを忘れてしまって、最後にはジャンルや形態を越えた芸術そのものだなと思った。胸が苦しくなって何回か涙が出たけれど、これは観ないといけないやつだった。細い指、猫背のシルエット。まるで映画でした。

夜になって今度は自分の、GOMES THE HITMAN『FLASHBACK DAYS』配信。90分のプログラムを完成させたときに達成感を感じていたけれど、メンバー全員(さらに初代ドラマーまで)がチャット欄で会話を交わしながら、視聴者の皆さんの声を眺めながら楽しむことで、この配信が本当に“完成” した気がしました。誰かが2000年代に高円寺でやっていたGOMES THE HITMANのイベント「猫町オーケストラ」みたいなワチャワチャ感、と評していたけれど、なるほどなと思った。そう、こんな感じでやってた。これまでやった配信のなかで一番楽しい90分だったかもしれない。アーカイブ視聴でも僕らの(みんなの)コメントをリアルタイムで読むことができますので、ぜひ12月25日まで何度でもご覧ください。

ずっとPCの前にいた日曜日でした。

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2022年11月30日

10週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」アーカイブを公開します

10週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」でした。企画モノのEP『punctual/punk』を3曲歌うレア回。「puctual punk song」は杉真理さんが大好きなパンクソング。「インターステイト・ハイウェイ・スター」は2000年代の後半、たくさんの楽曲コンペに挑戦していた頃に書いて放り出されていた曲。「endow(high five song)」は大学時代に英語で書いた習作、というとりも当時好きだった音楽をパッチワークにしたような歌。歌い納め、と照れ隠ししつつも「punctual punk song」は猫町フェスなんかで盛り上がるだろうなあとかいろいろ思いついたり。

たくさんのご視聴ありがとうございました。アーカイブを公開します。インスタグラムにも投稿してるんだけどなかなかアップされないのでこちらをぜひ。

  
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2022年11月27日

巻き戻るディケイドと『桐島、部活やめるってよ』

最近ずっと『桐島、部活やめるってよ』のDVD/Blu-rayを中古で探していた。誰かに貸したか、魔が差してフリマで売ったりしちゃったのだ、多分。この桐島を希求する想いは必然だったのか、『桐島、部活やめるってよ』が映画公開から10周年を記念して全国23館の劇場でスクリーン公開されているというので、ワールドカップ日本戦の夜なら街に人も少なかろうと新宿まで出かけた。映画館は比較的空いていて、それでも『桐島』のスクリーンにはたくさんのお客さんが入っていた。

僕はこの映画が本当に大好きで、公開当時は2回観にいったし、前述したDVDも何度繰り返して観たことか。いろんな登場人物の視点に立って観るのが面白くて、いや、面白いというか、自分自身を誰かに投影してその心の動きや葛藤、苦しみを共有したいと思うのだ。久しぶりに観た『桐島』は最初から最後までずっと空気が張り詰めていて、金曜日から始まって火曜日で終わる物語の、そこで描かれていない前日譚や後日談にまで想いを巡らせてしまうという意味では僕個人にとって圧倒的な作品だった。もしかしたら邦画ナンバーワンかもな、と思いました。

高知までロケ地になった高校を見にいったりしたことも思い出す。僕自身が10年分くらい若返った気がしました。高校生にはもう絶対戻りたくないけど。

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2022年10月12日

レコードショップと偏愛、映画「アザー・ミュージック」

映画『アザー・ミュージック』を観た。思っていたより全然エモーショナルなドキュメンタリーで、涙が出てびっくりした。一度も行ったことのないお店なのに、20余年の時間と空間が濃密に愛されたことがひしひしと伝わって、その場所の消失にため息をついた。ひとつの伝説的なレコードショップの物語であると同時に、音楽業界あるいはレコード業界の過去・現在・未来の話だ。魅力的な店員さんがたくさん出てくる。映画「ハイ・フェデリティ」のなかのジャック・ブラックとトッド・ルイーゾみたいな、週3で雇われてるのに毎日レコード屋に現れるスタッフみたいなめんどくさい音楽狂いたち。めんどくささこそ「愛」なのである。

「四六時中音楽を聴いていたいんだよ。好きな音楽も好きじゃない音楽も」という言葉に強く共感する。好きなレコードを買うのは当然だけれど、好きじゃない音楽だって聴きたいのだ。好きじゃない部分にも意味がある。生きているうちに少しでも多くのレコードを聴きたいって思っている僕みたいな人間には「アザー・ミュージック」はまた新しい扉のような、底なしの沼へ誘うような映画だった。レコード屋散策が好きな人、音楽にたずさわりたいと思っている人は絶対観にいくといい。

3年前にサンフランシスコを旅したとき有名な観光地にはひとつも行かないでサンフランシスコ市中の開いてるレコード屋を2日かけて全部まわった。またそういう旅がしたい。買い付け旅行で駆け回って、いつかレコード屋さんをやれたらなんて簡単に妄想したりするけれど、その大変さを思うとなかなか叶わない夢だなあと感じる。毎日レコードを買う僕自身が同時に「こんな時代に誰がレコードなんて買うの?」とも思う(おれとか彼とかあいつくらいだよ、と)。この映画を観たタイミングで今週末、トラベラーズファクトリーでのアニバーサリーイベントで2日間限定の中古レコードショップ「TRAVELER’S RECORDS STORE」をやることがとても楽しみではしゃいでいる。昨日はエプロンを買った。今日はこれから推薦コメントカードを書く。週末、中目黒でお会いしましょう。

  
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2022年09月27日

全詩集制覇企画は『pale/みずいろの時代』を完走・完奏

先週水曜日にやったインスタライブのアーカイブを掲載するのを忘れていました。コロナ禍の渦中、昨年1月から続けている山田稔明全詩集『HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?』を最初から順に全部歌っていくという企画はいよいよ2016年ソロ作『pale/みずいろの時代』を全部歌い終えました。このアルバムは洋楽っぽい雰囲気があるなあと改めて振り返り、久しぶりに歌う曲もあって楽しかった。というか、この企画は過去の自分と向き合う機会になってとても興味深い。

先週はコメント欄で「calendar song」でのコール・アンド・レスポンス、「Qui La Laの夏物語」についてのしんみりする話も良い時間でした。今週も水曜日にインスタライブ配信する予定です。ここに載せてるアーカイブは無駄話とか演奏間違いとかをカットしたバージョンなので、ぜひリアルタイムでもハプニング込みの配信をお付き合いください。

  
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2022年09月08日

水曜日のインスタライブ(2022.9.7)

ポチ実8年目のうちの子記念直前ということで久しぶりに寝ていたチミちゃん起こしてゲスト出演の「水曜日のインスタライブ」でした。『pale/みずいろの時代』から「スミス」「幸せの風が吹くさ」「my valentine」、3曲中2曲が英語詞というのも新鮮でした。英語で歌詞を書くには好きなのです。いっぱい韻が踏めるし、日本語でいいにくいことも結構言えちゃう。札幌のライブ情報など新しいお知らせも発表しました。山田稔明全詩集『HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?』完全制覇を目標に去年からやってるインスタライブ、いよいよ次回で『pale』を歌い終えます。詩集はライブ会場でのみ販売していますので、欲しい人はぜひライブ会場で。

また次回お会いしましょう。

  
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2022年09月05日

華麗なるスワンソング

6月からずっと(もっと言えば3月からか)断続的にライブが続いてて、アウトプットとインプットのバランスがシーソーゲームみたいになっている日々。以前なら一日オフがあったら買い物に行ったりレコード屋めぐりをしたりというのが常だったのが、最近は時間が空いたら映画館に行くようになった。一晩に20曲くらい自作曲を歌ったり、どうしても自分のことばっかりべらべらしゃべることが多くなってしまうから、自分じゃない誰かの物語に身を浸す時間が心地いい。吉祥寺はオデオンとアップリンクにたくさんスクリーンがあるから、ちょっと調べると興味深い作品がすぐ見つかる。先日『スワンソング』という映画を観にいった。

アメリカの田舎の話、もうそれだけでなんでもいいっていう趣向が自分にはあるのだけど、この映画もオハイオ州のサンダスキーという町が舞台。五大湖のほとり、サンダスキーっていう名前は「太陽と埃」なのかな、とか妄想しながら(実際は全然違った)シートに埋もれる。リタイアしたゲイのヘアドレッサーの話。途中からずっと泣いてたけど、それは悲しいからじゃなくて、どの登場人物からも優しさがじわじわ滲みでてくるから。老いと孤独、避けられないことに対して我々はどう向き合うのか。最近友だちともよく老後の話をする。互助会とか、共同アパートとか、村を作るとか、半分夢みたいな半分本気だったり。鍵になるのは優しさだ、とこの映画を観て思いました。

  
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2022年08月17日

3週間ぶりの水曜日のインスタライブ|pale/みずいろの時代

昨年1月から続く山田稔明全詩集『HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?』を最初から順番に全曲制覇を目指す企画「水曜日のインスタライブ」、しばらく多忙な時期が続き、それは今も継続中ですが、3週間ぶりに配信しました。新しいお知らせがたくさん。まだ文字情報として出せてないものもありますのでぜひアーカイブをチェックしてみてください。2016年ソロ作『pale/みずいろの時代』に突入、「pale blue」「気分」「ナイトライフ」とちょっとアンニュイな楽曲からスタート。新しい青→緑→みずいろと続いた“時代シリーズ”。実は僕のPCのフォルダには「赤の時代」というのもあるのですよね。

この機会に『pale/みずいろの時代』をSTOREでご購入いただいた方にはサインを描き込んでお送りします。サブスクにはない、今のところCDでしか聴けないアルバムです。ぜひ手にとってみてください。

  
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2022年07月29日

水曜日のインスタライブは『the loved one』を完走/完奏

昨年1月からスタートした山田稔明全詩集『 HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?』を頭から全曲195曲制覇しようという企画、今週配信分でついに2015年『the loved one』を完走/完奏しました。「些細なことのように」「small good things」、そしてはしもとみおさんとのセッションで「猫町オーケストラ」をご覧ください。「些細なことのように」はどうしても涙を誘う曲で、毎回もらい泣きしないようにするのが大変。「small good things」はレイモンド・カーヴァーの短編小説『ささやかだけれど、役に立つこと(A Small, Good Thing)』からタイトルを引いた曲。「猫町オーケストラ」は先月ラビットホールでみおさんと撮った映像があったのでそのときと同じ服を着て時間を行き来した配信。みおさんとはいよいよ今週末富山県立山町の巣巣でのライブが迫ってきました。8月からの猫町キャラバンの前哨戦になると思います。楽しい。

次回からは『pale/みずいろの時代』(2016)に突入。

  
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2022年07月26日

ブライアンの頭のなか|映画『ブライアン・ウィルソン 約束の旅路』

8月12日に劇場公開になるブライアン・ウィルソンの伝記映画『ブライアン・ウィルソン 約束の旅路』の試写を観させていただいた。これまでも『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』や端的なドキュメンタリー等、ブライアン・ウィルソンの半生を描く作品はいろいろ観てきたけれど、ブライアン本人の言葉で語られる物語に惹き込まれた。めくるめく南カリフォルニアの風景も良かったな。ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョン、ドン・ウォズ、ジム・ジェイムズ(My Morning Jackets)、ジェイコブ・ディラン、テイラー・ホーキンスなどなど、名だたる音楽家がこぞってブライアンの偉業を讃える。「サーフィンUSAのビーチ・ボーイズ」のブライアン・ウィルソンがなぜ世紀の天才と呼ばれるのか、これまでその音楽に触れてこなかった人たちにも伝える映画。こわれやすいガラス細工みたいな、西海岸の太陽に乱反射するような。

「世の中には2種類の人間がいる。『ペット・サウンズ』を好きな人と、好きじゃない人だ」と書いたのは村上春樹で、僕はそのフレーズを引いて「この世界には猫と暮らす人と暮らさない人のどちらかしかいない」と書いた。僕はもちろん『ペット・サウンズ』を愛し、猫と暮らしている。

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2022年07月25日

真夏の夜のホラー映画

猛暑日、もう夏も飽きた。こんな日は日が暮れた後でレイトショーでホラー映画だな、ということで映画『エックス』を観にいった。A24が手掛けるホラー作品ということで楽しみにしていたやつだけど、物語の舞台が1970年代末のアメリカテキサスということで、名作『悪魔のいけにえ』を彷彿とさせる空気感が「もうこれオレの大好物じゃん」という感じで、とにかくバカで不真面目でセクシーで血まみれな、こういう暑くて何もしたくないような日に観るのにうってつけの映画でした。物好きにしか薦めないけど、僕にとっては定期的にカンフル剤的に必要なエンタテインメントだった。次は『NOPE』っていうやつを観たいと思っています。

映画ってほんとにいいものですね。

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2022年07月13日

ポチの子守唄

3週続けて「水曜日のインスタライブ」。今週は休もうかなと思っても夜になったら「やっぱやろう」ってなるのは気持ちが落ち着かないからか。2015年作『the loved one』から「ポチの子守唄」を歌いました。近藤さんアレンジによって美しい室内楽に変身する前の、素朴なフォークソング然とした原型のかたちで演奏しました。あわせて宣伝をいろいろ。ぜひご覧いただき、今週末のツイキャス配信などもお付き合いください。

  
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2022年07月06日

ラビットホールに響く歌

2週連続で「水曜日のインスタライブ」、今月から全詩集全制覇企画は2015年のソロ作『the loved one』へ。すべて猫に捧げた歌で構成されたミニアルバム。ポチとポチ実と世界中の猫のおかげで完成した作品。ラビットホールでのリハーサルからそのまま配信。「my favorite things」「太陽と満月」を歌いました。リハーサルの様子も少し紹介。いつもと違う新鮮な回だったのではないでしょうか。きちんとマイクを立ててマルチトラックレコーディングも併せて行っていたのですがiPhoneのマイクの音がとてもラビットホールの鳴りを象徴していたのでそのまま使いました。

ぜひご覧ください。そして週末の吉祥寺でお会いしましょう。

  
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2022年07月03日

季節はずれのニューヨークの夢 | 映画「シェイン 世界が愛する厄介者のうた」

少し前に観た映画「シェイン 世界が愛する厄介者のうた」について書いておきます。僕がポーグスを初めて聴いたのは1988年だからもうすぐ35年くらい経つ。フーターズというアメリカのバンドが好きになって、バンジョーやマンドリン、ティンホイッスルなど民族音楽的な楽器を使うロックに興味を持って、ポイ・ドッグ・ポンダリングとかレ・ネグレス・ヴェルトとかいろんなバンドを聴いたけれど、僕の心を掴んでずっと離さなかったのが『堕ちた天使』、そして『PEACE AND LOVE』という彼らのアルバムだった。ジョニー・デップも制作に関わったという本作、ずっと楽しみにしていた作品。まだまだ劇場で観られるので見逃している人はぜひに。

アイルランドの歴史を遡って当時のニュース映像や再現フィルム、アニメーションまで駆使して本作が伝えるのは、宗教問題や紛争で絶えず揺れ続ける彼の国やその国民気質、そしてそこで生まれた少年がどのような幼少時代を過ごし青春を謳歌し、やがて世界を揺るがす20世紀屈指のパンクスになったかというサクセスストーリーとそれに続く苦悩のこと。20世紀の時代背景と目まぐるしいポップカルチャーのなかでシェインは実に生き生きと破茶滅茶に駆け回り、そして壊れて堕落していく。

その姿を眺めながらどうしても彼のことを憎めないのは、あまりにも純粋に本能のままにしか行動できないその姿への憧憬の念のせいだ。過去から現在へと時を進むアーカイブ映像のなかでどんどん老いぼれていくシェインの姿は、破滅的で哀しく、しかしどうしようもなく美しい。すべての質問に対して皮肉を交えて答えるシェインがカースティ・マッコールのことだけは素直に「彼女が死んだときは本当に悲しかった」とつぶやくのがとても印象的だった(モリッシーも自伝でカースティの死を心から悔いている)。「オレにとっての『ボヘミアン・ラプソディ』だよ」と語られる「ニューヨークの夢」を季節外れなタイミングで聴いたが、それがとにかく心に沁みた。

12月25日生まれのシェイン・マガウアンは、ひょっとしたらジーザス・クライストよろしく生贄となり身代わりとなって我々が選択しなかった破天荒な人生を選んで生き、曲がりくねって上り下りの急な旅路を征く奇跡みたいな物語を完遂しようとしているのでないか。『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』を観て、そう思った。現在64歳となったシェインはその年齢よりももっと老け込んだ弱々しい姿で虚空を見つめ続けるけれど、含蓄あふれるその詩人の言葉を聞いていると風前の灯火はまだまだしぶとく揺れ動くのではないかという気にもなってくる。この130分の映画を観たら僕らみんなシェインを好きになるから、この「世界に愛された厄介者」というのはまさに言い得て妙の邦題だ。

  
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2022年06月29日

水曜日のインスタライブは『緑の時代』完走/完奏

2週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」、カメラが1台新しくなって地味にアップデートしました。冒頭チミちゃん登場して「夜のカーテン」「サニーレタス」「猫のいる暮らし」と歌って2014年『緑の時代』を完走/完奏しました。アウトテイクのコンピレーション的な性格のアルバムですが、こうやって演奏してみると愛すべき作品だなあと感じました。次回、来月からは2015年『the loved one』に突入します。

ポチ実コインケースのお披露目。早速たくさんのお申込みをいただいて予定数残り少なくなってきました。オフィシャル通販STOREよりご注文ください。7月下旬から発送を予定しています。

  
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2022年06月16日

夢の坂道は

2週続けて「水曜日のインスタライブ」を配信しました。来週はお休みしますが、今月中に2014年ソロ作『緑の時代』を完走/完奏する予定です。「bon voyage〜終わりなき旅の流浪者」「僕たちの旅〜自己嫌悪'97」「high tide」と3曲を演奏。「僕たちの旅〜自己嫌悪'97」が中村雅俊さん由来とのことなどこれまで話したことのないことを喋ったような気がします。「水曜日のインスタライブ」の副読本となっている山田稔明全詩集「HOW SHOULD I SAY TO BE YOUR FAVORITE POET?」がついに完売しました。あんなにたくさん、段ボール何箱もあった書籍がなくなるなんて。最後のほうは一冊売れるたびにさびしい気分になっていましたが、皆さんの手元でたまに歌を歌われたりしたら詩集も喜ぶことでしょう。感謝。

  
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2022年06月11日

福島三春町in-kyo配信

2週間前、5月29日に福島県三春町in-kyoで行われたソロ弾き語り公演をツイキャスプレミア配信にて公開しました。本編90分のライブの前にin-kyoちえさんと電話を繋いでおしゃべり、終演後はチミちゃん登場と楽しい時間になりました。コロナ禍以降の楽しみ方ですね、これは。僕自身も終わったライブをもう一度ちゃんと反芻する貴重な機会になります。昔からライブの録音を聴き返すのがとても苦手だったんだけど、この頃は映像含めて何度も再生するから、おのずと反省したり修正したりするきっかけになるし気付きも多いのです。

アーカイブ期間が6月19日までとなっていて、それまで視聴チケット購入と視聴が可能です。リアルタイムでのコメントも付随するので楽しいです。ぜひお時間あるときに。

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山田稔明 LIVE 2022ーFAVORITE POET @ 福島 三春 in-kyo
2022年6月11日(土)21時スタート(約90分/アーカイブ期間 6月19日23:59)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

2019年4月以来3年ぶり5度目となる福島県三春町でのライブ。
in-kyoの大きな窓にどんな風景が浮かぶでしょうか。
5月28日に開催された公演を収録配信。

視聴チケットはツイキャス公式ストアにて発売中です
https://twitcasting.tv/toshiakiyamada/shopcart/161173
  
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2022年06月08日

水曜日のインスタライブ最新回アーカイブ

GOMES THE HITMANツアーやいろいろバタバタした週末をはさんで2週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」。仕事部屋、カメラに写っていない部分や床の上はもうしっちゃかめっちゃかで忙しかった季節の反映。全詩集全曲制覇企画は2014年の『緑の時代』から「新世界のジオラマ」「ココロ/コトバ」「カフェの厨房から」と3曲を歌ってコマを進めました。最新回のアーカイブを公開しましたのでぜひご覧ください。次は再来週くらいかな。

6月19日はポチの8回目の命日。あれから8年も経つのか…とも思うし、まだたったの8年?とも感じる。時間って不思議。

  
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2022年05月20日

水曜日のインスタライブ(2022.5.18)

スタート時間が22時22分になって2度目の「水曜日のインスタライブ」。山田稔明全詩集を頭から全部歌っていく企画、2014年ソロ作『緑の時代』に突入しました。前回下北沢leteでの公演のオープニングが「点と線」、「high tide」も印象的なアクセントになりましたが、この季節に振り返りたくなるアルバムなのかもしれません。この日は「点と線」「夢のなかの音楽」と2曲演奏しました。冒頭にはポチ実がゲスト出演。アーカイブ最新回、ぜひご覧ください。次回はいつになるか未定!


  
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2022年05月11日

『新しい青の時代』を完走/完奏|水曜日のインスタライブ

いろいろ忙しくて実に5週間ぶりの「水曜日のインスタライブ」でした。これまで23時からだった配信を22時22分からにしましたが、それだけでもアクセスしやすくなった人が多いみたいでしたね。しばらくこれで続けてみます(次回はまだ未定ですが)。今年になって2013年『新しい青の時代』を辿っていた全詩集制覇企画ですが「ハミングバード」「ひそやかな魔法」「あさってくらいの未来」と3曲演奏しアルバムを完走/完奏しました。結構長くかかったけれどそれだけ大きな作品ということかな。

久しぶりに仕事部屋から歌ってみて、やっぱりこれはコロナ禍以降に手に入れた新しい場所だな、と感じました。まだまだ先は長そうですが淡々と続けてみます。引き続きお付き合いいただければ幸いです。アーカイブを公開しました。ぜひご覧いただき感想もお待ちしています。

  
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2022年04月28日

饒舌な手話|Coda あいのうた

ずいぶん前になるけれど映画『Coda あいのうた』を観たので記録を。マサチューセッツ州の海の町を舞台に繰り広げられる家族愛の物語。キャストすべてが愛すべきキャラクターで悪い人がひとりも出てこない映画だった。主人公ルビーを演じるエミリア・ジョーンズは揺れ動く10代の青春を瑞々しくキラキラと表現していてとても魅力的だったし、相手役の彼は『シング・ストリート 未来へのうた』のフェルディア・ウォルシュ=ピーロだから「わあ、少年が青年に!」ってなる。

そして父、母、兄の家族を演じるのが実際に耳の聴こえない俳優たちトロイ・コッツァー、マーリー・マトリン、ダニエル・デュラント。彼ら家族の会話を眺めながら「饒舌な手話」というものがあるのだなととても新鮮だった。ジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」の歌詞とルビーの新しい旅立ちが重なって、もう途中から僕はずっと感極まっちゃって、こんだけ気持ちよく泣いた映画は久しぶりだったなあと思う。

歌を歌う仕事をしている喜びを僕はときどき忘れてしまうことがあるけれど、この映画にそのことを再確認させてもらった。彼らのここから先の物語の続きが知りたい。

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2022年04月26日

インタビューという交歓|マイク・ミルズ「C'MON C'MON」とミランダ・ジュライ「あなたを選んでくれるもの」

マイク・ミルズ監督、ホアキン・フェニックス主演の映画『C'MON C'MON』が素晴らしかった。全編モノクロームで描かれる4都市を移動する物語。親子の話ではなく伯父と甥の話、というよりもこれは大人と子供の心の通いを描いたとても優しいストーリーだった。雰囲気やテーマも含めて3年前にマイク・ミルズがディレクションしたTHE NATIONALの「I AM EASY TO FIND」の双子のような作品だなあとも感じる。音楽担当はそのTHE NATIONALデスナー兄弟で、流麗なスコアが流れるなか突如WIREの「STRANGE」(R.E.M.のカバーで知った曲だ)が切り込んで響いたのが非常にクールだった。

この映画を観終わったあと、積ん読の山に紛れていたミランダ・ジュライの『あなたを選んでくれるもの』を手にとった。ミランダ・ジュライはマイク・ミルズのパートナーで、二人の間に生まれた子供との会話がきっかけで『C'MON C'MON』の発想を得たそうだが、映画のなかでホアキン演じるラジオジャーナリストが子供たちにインタビューするのに対して、ミランダ・ジュライの書籍のなかでは彼女がインタビュイーに選んだのは「フリーペーパーに売買広告を出す市井の人々」だった。これが読み始めると面白くてしかたない。彼らが売りに出すものは、革ジャン、おたまじゃくし、ベンガル猫の仔、見ず知らずの家族のアルバムなど。そのほとんどがパソコンを所有していない、ということも示唆的というかなんというか。さらには彼らのなかには性転換中の者、インドの同胞を支援する人、ギリシャからの移民、ドロップアウトした高校生男子、足首にGPSを付けられた罪を償っている途中の者などなど、アメリカの片隅で、ひとりひとりがそれぞれ違う、人生にまつわる強烈な物語がインタビューから浮かび上がる。

映画『C'MON C'MON』を観た友人と「子どもってこんなにしっかりしたこと話すかな?」とか「自分が子どもの頃にインタビューされたとしてあんなふうに想いを語れるだろうか」という議論をしたけれど、観劇からしばらく経った今になって思うのは(そしてミランダ・ジュライの本を読んで感じることは)大人も子どもも誰も彼も他者に聞いてほしいメッセージがある、ということで、会話の尊さを再確認させてくれたという意味で『C'MON C'MON』と『あなたを選んでくれるもの』は我々の意識を更新させる、レコードのA面とB面みたいな、表裏一体の意義深い作品だ。とても胸を打たれた。

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2022年04月18日

まるで別世界のコーチェラ

先週末はずっとYoutubeでカリフォルニアの砂漠で開催されたコーチェラ・フェスティバルを眺めて過ごした。フィービー・ブリッジャーズやアーケイド・ファイア、ビリー・アイリッシュなど楽しみにしていたアクトはもちろん素晴らしかったが(個人的にベストアクトはフィービー)、もうとにかく知らないミュージシャンばっかりで、こんだけ毎日のように新譜のレコード買って音楽聴いてても全然掬いとれない歌があるのだなあと呆然とし、そして感心する。やはり多様性とかジェンダーに関する意識向上のせいなのか、アジア・オリジンのアーティストの躍進が印象的で、Japanese Breakfastはもちろんのこと、モンゴルのデスメタル?THE HUとか初めて知ったし、フィリピン生まれのBEABADOOBIEとか、宇多田ヒカルも登場した88↑とか、韓国のHIP HOPグループ EPIK HIGHなんかも面白くて、勉強になったって言うと変な言い方だけれども、いろんな気付きのある3日間だった。やっぱりCDや音源で触れるよりも全然いい。聴こえ方が変わるなあと思いました。

さすが世界最大級の野外フェス、何十万人動員したんだろうか。客席を見てもマスクをしている人なんて誰もいなくて、みんなシンガロングするし、アーティストも煽るし、もう「コロナって、なんのことかね?」という感じ。別世界の出来事のように思える。われわれの世界で、昔みたいに(そんな昔じゃないけどな)フェスとか思い切り楽しめるようになるのはいつのことだろうか。その日はきっと来ると信じたい。写真はコーチェラではなく、鳥栖のプレミアムアウトレットで撮ったヤシの木。

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2022年04月11日

ラジオ英会話と100年

昨年11月から毎朝の楽しみだったNHK連続ドラマ小説「カムカムエブリバディ」が終わった。ちょうど30年ぶりにNHKラジオ英会話を去年の春から聴くようになって、しばらくして時期朝ドラの「カムカム」がラジオの英語講座がキーとなるドラマだと知ってびっくりしたのだけど、そういう偶然の符合の一致などもあいまって、3世代の100年を描くこのドラマをより一層楽しめたように思う。第一幕となる安子:岡山編では戦争の無慈悲さと愚かさを改めて思い知ったわけだけども、まさかこうやってロシアのウクライナ侵攻みたいなことが起こるとは思いもしなかった。

るい編、ひなた編ともに活き活きと自由に生きる登場人物たちの姿が毎日眩しかった。みんながみんな優しくて、思いやりと想像力に満ちていて悪い人がひとりもいなかった。後半の“伏線回収” も「そんなバカな!」と突っ込みつつもニコニコしたり泣いたりしながらその100年の歴史を見届けた。人は間違ってもやり直せる。そんな物語だったと思う。

僕はラジオ英会話を中学1年から高校を卒業するまで6年間聴き続けた。ある程度のところからルーティンワークになってくるのだけど、なぜこんなに続けられるかというとテキストのお話が面白いからなのだ。なんてことのないストーリーにもゆるやかな起伏やあっというような気付きがあって、明日も、また明日も、というふうに続いていく。ハロー、ハウアーユー?アイム・フィーリング・グッド、昨日とは違う世界の始まり。実は人生も同じような繰り返しかもしれない。

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2022年04月08日

光の葡萄と日向の猫

5週間ぶりの全詩集制覇企画再開の「水曜日のインスタライブ」でした。去年の1月からスタートしたこの企画は15ヶ月を経てようやく2013年ソロ2nd『新しい青の時代』に辿り着き、この日は「光の葡萄」と「日向の猫」という自分にとって大きな大きな2曲を歌いました。GOMES THE HITMANの新作とそれに伴うツアーが続くなかでソロ作に立ち返るのはなかなか興味深い気付きをもたらしてくれます。インスタよりも画質のいいバージョンをYoutubeに公開しています。次回インスタライブは時期未定ですが、『新しい青の時代』ももう少しで完走。引き続きお付き合いください。

  
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2022年03月02日

秘密基地から発信

NAOTと仲間たちによるシェアアトリエ「ラビット・ホール」は先週の水曜日から始動して1週間が経つのだけど、もう時間の感覚がわからなくなるくらい居心地がよくてもうずっとそこにあったような気さえ、する。秘密基地のようなこの空間、ここからライブ配信なんかできるようになったらいいよね、ということで早速実験してみようと、いつもの「水曜日のインスタライブ」のためにラビット・ホールに機材を組んでやってみた。音楽チームで午後から集まってワイワイと準備。いつも一人で孤独なインスタライブがとても賑やかに。

山田稔明ソロ『新しい青の時代』から「月あかりのナイトスイミング」と「やまびこの詩」。月のウサギが登場する曲はラビット・ホールに相応しかったし「やまびこの詩」ではイノトモちゃんにコーラス参加してもらった。カメラは伊藤健太、システム構築と映像のスイッチングはイトケンのWイトケンズ。次回インスタライブの予定は未定ですが、またたまにここで歌うのも楽しいな。アーカイブを公開しましたのでぜひご覧ください。

  
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